からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ハイビスカス

hibiscus

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「ハイビスカス(ローゼル)」はアフリカの原産で、
熱帯・亜熱帯地域を中心に広く栽培されています。
このハーブは何度も品種改良が重ねられ、
現在ではその種類は5000種を超えると言われています。
日本の夏に見られる「ムクゲ」もその一つです。
この南国のイメージのある
一般的なハイビスカスは「園芸種」に品種改良されたものです。
 
風味や香りの特徴
梅干しに似た香りで、弱い酸味がある
 
ギリシャ・ローマ時代よりハーブティーとして使われてきた
食用の「ハイビスカス」は主として
「ローゼル種」の咢の部分を乾燥させたもので、
強い酸味と鮮やかな赤色が特徴です。
古代エジプトの女王クレオパトラも
ハイビスカスティーを飲んでいたそうです。
 
 

 
ビタミン類やクエン酸を豊富に含むことから、
眼精疲労、食欲不振などの疲労回復を助けてくれます。
また、カリウムが多いので利尿作用があり、
むくみ、便秘、二日酔いにも効果的と言われています。
 
アーユルヴェーダでは、
生理的にも精神的にもよい作用を及ぼすとされ、
血液を浄化し、肌艶や毛髪の育成を促進すると言われています。
また、月経前症候群(PMS)や月経過多にも用いられています。
 
 ハイビスカスのデータ 
  • 学  名:Hibscus sabdariffa
  • 別  名:ローゼル、ロゼリ草
  • 科  名:アオイ科
  • 原産地:西アフリカ
  • 使用部位:咢、総苞片、葉
 <主な成分>
   クエン酸、ハイビスカス酸、
   ヒビスシン(アントシアニン)、粘膜質、
   ペクチン
 <主な作用> 代謝促進、消化機能促進、利尿
 <注意事項> 特知られていない
 
 

関連項目

 

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 ハイビスカスティー