ハーブとは

ハーブ

 

 

私達はまわりにある植物の命に支えられています。

植物は私達の心身を育み、癒してくれるもので、

その存在なしには、

この美しい地球上のあらゆるものが

生き続けることは出来ません。

 

「ハーブ」(Herb)の語源は、

ラテン語で「草」を意味する

「Herba」(ヘルバ)に由来しています。

そして、ハーブとは

「私達人間の暮らしに役立つ植物」の総称と言われ、

「薬草」や「香草」と邦訳され、

料理を始めとして、

日常生活の様々な分野で活用されています。

地球上の、山や森、野の草、緑の芝生、

花壇の草花、熱帯雨林にある植物・・・。

そのうち、植物の中で何を「ハーブ」と言い、

どのくらい種類があるのでしょうか。

あらゆる植物はハーブと言えるかもしれません。

 

現在、ハーブの定義について世界に共通するものはなく、

植物自体の分布地域、

使用部位、形態（ドライ、フレッシュなど）などで

適宜分類されています。

 

［日本メディカルハーブ協会の定義］
　ハーブ＝「人々の生活に役立つ、香りのある植物」

 

ハーブが利用される分野は、

健康、美容の他、園芸、染料や香料、祭祀など多岐に渡ります。

その中でも（飲料を含む）「食品」として使用され、

香りや味に特徴のある植物またはその加工品を、

特に「スパイス」として扱うものとします。

 

 

「ハーブ」と「スパイス」の区別は

植物の種類によって決められるものではなく、

目的や用途によって変わる場合や、

使用する部位によって異なる場合もあります。