からだに優しいもの

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ハーブを育てる~夏の管理

ハーブ栽培

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冷涼なヨーロッパ原産のハーブの中には、
高温多湿の日本の夏が苦手な種類もあります。
最近は比較的暑さに強い品種も作られていますが、
暑さに弱いハーブの夏の管理のポイントを押さえておきましょう。
 
暑さに弱いハーブ
オレガノ、ジャーマンカモミール、タイム、
チャービル、ラベンダーなど
 
 

1.涼しい日陰で管理

夏の間は朝日の当たる家の東側や北側などの
風通しの良い涼しい半日陰で管理します。
特に西日は禁物です。西日が当たるような場所には、
寒冷紗やよしずなどで遮光し、強い日差しを遮りましょう。
 
 

2.切り戻して風通し良く

株が混んでいると、
中心部が群れて株全体が弱ってしまうことがあります。
夏前に細い枝や古い枝を
株元から切り取ったり、高さを半分位に切り詰めたりして
風通しを良くしましょう。
多くの種類では、秋になると新芽が伸びてきます。
 
 

3.肥料は与えない

夏の間は生長も遅くなるので、肥料は必要ありません。
肥料分が多いと成育障害が出ることがありますので、
一部の種類を除いて、
夏の間は肥料を与えないようにするのが安全です。
 
 

4.水やりは涼しい時間帯に

強烈な太陽が照り付ける真夏の水やりは、特に注意が必要です。
小さな鉢やプランター栽培では、
1日水やりを忘れただけで枯れてしまうこともあります。
土はすぐに乾いてしまいますから、
夏の水やりは朝夕2回行うとよいでしょう。
水やりは涼しい時間帯に。
 
また、蒸れを防ぐために、
株全体にかけるのではなく、株元に水やりします。
特に花には直接水を掛けないように注意します。