ハーブクラフト
「タッジーマッジー」とは、
本来はハーブで作った小さなブーケのことです。
中世に、
セージ、ラベンダー、ローズマリー、ローズなどを使って作った
小さな花束に由来します。
その香りと殺菌などの働きから、
病気や悪霊を退け、幸運を呼ぶと考えられ、
外出の際などに持ち歩く習慣が生まれました。
19世紀には、
花言葉から使うハーブ・スパイスを選んで贈り、
恋人同士が気持ちを伝え合うなど、
プレゼントとして使われるようになります。
このため、今でも「幸運の花束」「言葉の花束」と
呼ばれています。
フレッシュなものだけでなく、ドライのもので作ってもよいでしょう。
<材料>
- ミント、ローズマリー、レモングラスなど好みのハーブ
- レースペーパーやラッピングペーパー
- リボンや紐
<作り方>
- ハーブ・スパイスを15cm程の長さに切り、
茎の下の方についた葉を取る。 - まとめて花束にし、
持ち手の部分を8~10cm程残して
茎を切り落とす。 - レースペーパーなどで花束を包み、
リボンや紐を結ぶ。
大きい花がついたものを中央にし、
その周りを他のもので囲むようにして
配置すると、キレイにまとまります。