Witch hazel(ハーブ事典)
「ウィッチヘーゼル」は、
米東部とカナダを原産とするマンサク科の落葉低木です。
ウィッチヘーゼルの葉は、北米先住民時代から大切にされ、
アメリカ開拓時代にもその歴史は引き継がれました。
ウイッチヘーゼルとは
「ウィッチヘーゼル」はアメリカからカナダが原産とされる樹木で、
北米先住民達は傷や虫刺されなどの皮膚炎の「塗り薬」、
下痢や月経過多などに対する「煎じ薬」と、
内服外用両方で伝統的に利用してきたと伝えられています。
その後、ヨーロッパにも紹介されました。
因みに「Witch hazel」とは、
「魔女のはしばみ」という黒魔術を連想させる言葉の英名です。
そしてその花言葉は、
「呪文」「魔力」「霊感」「ひらめき」であり、
ウィッチヘーゼルが呪術的な利用がなされていたことが大きいと
言われています。
日本固有種の「マンサク(Hamamelis japonica)」は、
ウィッチヘーゼルの近縁種で、花がよく咲くと豊作になるとか、
「豊年満作」を願ったからこの名がついたという説があります。
日本で古くは止血剤として利用されてきました。
ハーブの特徴
風味や香り
健康効果
「ウィッチヘーゼル」の樹皮や枝葉から注したエキスには
タンニンが含まれ、その収斂作用により、
皮脂の分泌を抑制し、皮膚のべたつきを抑えるため、
ニキビにも有効とされています。
そして、化粧水、クリーム、ローションなどが数多く販売されています。
虫刺されや日焼けのアフターケア、傷口や口内炎にも使われています。
「ハマメリス水」は、ウィッチヘーゼルを蒸留抽出したものです。
データ
おすすめ利用法
ハーブティー、ハーバルバス、ハーブチンキ、湿布、手作り化粧品