Self heal(ハーブ事典)
「セルフヒール」はユーラシア大陸原産で、
北アメリカや日本にも自生するハーブです。
高さ5~30cmで、初夏に紫色の花を咲かせます。
夏に花が終った後、茶色くなりそのまま立っていることから、
「夏枯草」(かこそう)とも呼ばれます。
地植えすると広がるので、
グランドカバーとしても利用することが出来ます。
全草に細毛が生え、香りはありません。
花穂を乾燥させて、ハーブティーにします。
セルフヒールとは「自然治癒・自ら癒す」の意味で、
茎葉を潰して切り傷の止血薬として利用されてきました。
収斂、抗菌や傷を癒す作用があり、
ティーを口内炎や喉の痛みのうがい薬や疲れ目の洗眼液に利用します。
乾燥させた花穂は漢方薬として消炎や利尿に用いられます。