からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

マートル

Myrtle

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「マートル」は「祝いの木」とも呼ばれ、
『ギリシャ神話』や『旧約聖書』にも登場する
神聖なハーブです。
古代エジプトでは繁栄の象徴とされたり、
『ギリシャ神話』に登場する
愛の女神・ヴィーナスの神木であることから、
ヨーロッパでは愛の女神に捧げる花として、
結婚式の飾り花やブーケに利用する風習があります。
 
主に地中海沿岸を原産とする常緑性の低木で、
初夏になると葉の付け根に
5枚の花びらをもった梅に似た白い花を咲かせます。
日本では、「銀梅花」という名で知られ、
茶花としても用いられています。
 
葉はやや先が尖った卵形で長さは3㎝~5㎝、
厚めでツヤのある輝きが美しいです。
そして、ユーカリに似た芳香を放ち、
揉むと強い芳香を放ちます。
そのため、肉料理の臭み消しや香り付けに、
ハーブティーに最適です。
 
ブルーベリーを小さく細長くしたような黒い果実は、
生食だと渋みが強いため、
乾燥させてスパイスとして利用します。
肉料理の他、ワインやバルサイコスにも合うので、
ソースの風味づけにおススメです。
原産地の地中海地方では、
マートルの果実のリキュールが作られるなど、
様々な用途で利用されています。
 

 
「マートル」は、
抗菌力に優れ、
咳やのどの痛み、アレルギー症状を鎮める働きから、
古くから呼吸器系のトラブルに使われてきました。
この抗菌作用は、
空気清浄機のような役割も果たしてくれます。
精油をアロマディフューザーなどを使って
部屋に拡散するのもおススメです。
 
また、穏やかな甘い香りは心にも優しく働くので、
悲しいことがあったり、
気持ちが落ち着かず眠れない時に嗅ぐと良いでしょう。
ハーブティーの場合、レモンマートルが広く使われています。
 
 マートルのデータ 
  • 学  名:Myrtus communis
  • 和  名:ギンバイカ、ギンコウバイ、イワイノキ
  • 科  名:フトモモ科
  • 使用部位:葉、花、根
  • 用  途:料理、お茶、健康、クラフト など
  • 効  能:粘膜保護、抗炎症、鎮痛、
         去痰、利尿、便秘改善、健胃 など
  • 原 産 地 :中近東 地中海沿岸
 
 
<関連事項>
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レモンマートル
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レモンマートルティー
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精油