Milk thistle(ハーブ事典)
「ミルクシスル」は地中海沿岸の原産で、
古代ギリシャ時代から人々の間で利用されてきました。
「ミルクシスル」という名は、
このハーブが母乳の出を良くするために
用いられていたことに由来しています。
聖母マリアがキリストにお乳を飲ませていた時に、
こぼれたお乳が
葉の上を流れて白い模様になったと信じられていました。
古代ギリシャ時代から
肝臓や胆のうなどの病気の予防や治療に使われ、
「肝臓を守るハーブ」として知られています。
このハーブの種子に含まれる「シリマリン」という成分が
有毒な活性酸素を無毒化し、
肝細胞を保護・再生し、肝機能を改善してくれます。
そのため、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝などの
治療に用いられています。
肝機能が低下すると、
慢性疲労や慢性頭痛、肌トラブルや自律神経失調症など、
様々な不調に繋がります。
肝機能が心配な時は、
ミルクシスルで肝臓の働きをサポートしましょう。
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