からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ミルクシスル

Milk thistle(ハーブ事典)

f:id:linderabella:20200719105344j:plain

 
「ミルクシスル」は地中海沿岸の原産で、
古代ギリシャ時代から人々の間で利用されてきました。
 
「ミルクシスル」という名は、
このハーブが母乳の出を良くするために
用いられていたことに由来しています。
聖母マリアがキリストにお乳を飲ませていた時に、
こぼれたお乳が
葉の上を流れて白い模様になったと信じられていました。
 
風味や香りの特徴
ほんのり甘く、かすかな苦味がある
 
 
古代ギリシャ時代から
肝臓や胆のうなどの病気の予防や治療に使われ、
「肝臓を守るハーブ」として知られています。
このハーブの種子に含まれる「シリマリン」という成分が
有毒な活性酸素を無毒化し、
肝細胞を保護・再生し、肝機能を改善してくれます。
そのため、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝などの
治療に用いられています。
 
肝機能が低下すると、
慢性疲労や慢性頭痛、肌トラブルや自律神経失調症など、
様々な不調に繋がります。
肝機能が心配な時は、
ミルクシスルで肝臓の働きをサポートしましょう。
 
 
 ミルクシスルのデータ 
  • 学  名:Silybum marianum
  • 和  名:マリアアザミ、オオアザミ
  • 科  名:キク科
  • 原産地:地中海沿岸
  • 使用部分:種子
  • 用  途:飲料用、食用、薬用、ヘルスケア用
 <主な成分>
   シリマリン(フラボノリグナン)、
   フラボノイド、ビタミンE、
   リノール酸、オレイン酸
 <主な作用>
   抗酸化、細胞膜安定化、たんぱく質合成促進
 <注意事項> 稀に軟便になることがある
 
<関連事項>

f:id:linderabella:20200625102036j:plain
ミルクシスルティー