からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

マーシュマロウ

Marsh mallow

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同じアオイ科の「マロウ」としばしば混同されますが
別個の植物です。
数あるマロウの仲間の仲間の中でも、
特に薬効に優れた品種とされています。
古代のシリアやエジプトで食用としての栽培が始まりました。
 
風味や香りの特徴
キャラメルのような香ばしさ、甘味がある
 
 
「マーシュマロウ」 は根の粘膜に薬効成分が最も多く含まれており、
喉や腸内の傷ついた粘膜を修復する作用があると考えられており、
これを水に溶かして砂糖を加えた飴のような甘いペーストを
かつては「マシュマロウ」と呼んでいました。
これが現在あるお菓子のマシュマロの由来となったとされています。
 
若葉は野菜としてサラダなどに、
葉と花は乾燥させてハーブティーに利用します。
 
 マーシュマロウのデータ 
  • 学  名:Althaea officinalis
  • 和  名:ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)
  • 別  名:スィートウィード
  • 科  名:アオイ科
  • 原 産 地 :ヨーロッパ、中央アジア
  • 使用部位:葉、花、根
  • 用  途:料理、お茶、健康、クラフト
 <主な効果>
    粘膜保護、抗炎症、鎮痛、去痰、
    利尿、便秘改善、健胃
 <注意事項>
    医薬品と同時に飲むと
    吸収を遅らせることがあるため、
    薬を服用後2時間は飲用を避ける