からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ダンデライオン

Dandelion(ハーブ事典)

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日本では「セイヨウタンポポ」の名で知られる「ダンデライオン」。
在来種の「ニホンタンポポ」とは別の種類です。
 

 
春から初夏にかけて全国の至る所で黄色い花を見かけます。
環境省の要注意外来生物に指定されるなど、
雑草のイメージが強いのですが、
インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」においては、
肝臓は胆のうの不調に利用されるなど、
海外では古くから薬草として用いられてきました。
 

 
ギザギザとした葉の形から
「ライオンの歯」を意味する名前を持ちますが、
フランス語「ピサンリ」は・・・「おねしょ」。
利尿作用が強いことで知られています。
 
原産地であるヨーロッパでは、
古くから食用として利用されており、
若葉はサラダに、花はワインに、根は代用コーヒーにと、
禅僧が利用できる有用のハーブです。
 
<強肝のハーブ>
苦味は胃腸の働きを活発にし、肝臓の働きを強化します。
「ダンデライオン」「アーティチョーク」「ミルクシスル
の3つのハーブは、「強肝のハーブ」として知られています。
作用が強くて一番苦いのが「ミルクシスル」です。
苦いハーブなので、飲みやすくするためには
「ペパーミント」を少し加えてみるといいようです。
 
 

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