pickling spice(ミックススパイス)
ピクルスを美味しくするためのミックススパイス
ピクリングスパイスとは、
ピクルスを作る為にホールや粗挽きのスパイスやハーブを
数種類ブレンドしたミックススパイスで、
イギリスやアイルランドが発祥とされています。
辛味を重視する配合と芳香を重視する配合に大別されますが、
ブラックペッパー、唐辛子、マスタードシード、
コリアンダーシード、オールスパイス、クローブ、
ローレルなどが混合されるのが一般的なようです。
お好みで配合を変えたり、
フレッシュハーブを組み合わせたりすれば、
様々な風味が楽しめます。
材料のスパイスは、粉末状またはホールのまま用い、
ピクルスを作る際には木綿の袋に入れて、
野菜、漬け込み液と一緒に漬け込みます。
また、ピクルスだけでなく、
煮込み料理、酢やオイルに加えて風味付けにもすることが出来ます。
<材料>
- ドライジンジャー :40g
- マスタード :35g
- クローブ :30g
- ブラックペッパー :45g
- バーズアイチリペッパー:30g
- メース :15g
- コリアンダーシード :15g
- オールスパイス :70g
<作り方>
- チリペッパーの趣旨を取り除きます
- フライパンに、マスタード、クローブ、ブラックペッパー、メース、コリアンダーシード、オールスパイスを入れて中火にかけ、焦げないように丁寧に乾煎りします
- フライパンにチリペッパーを加え乾煎りします
- 香ばしい匂いが立ってきたら、ジンジャーを入れて更に乾煎りします
- ホールのまま使う場合はそのまま、パウダーにする場合は粗熱を取ってからすり潰しましょう
ピクルスとは
酢や香辛料などをベースとした調味液に、
野菜などを漬け込んだものを指します。
甘酸っぱい、爽やかな口当たりが特徴で、
そのままおつまみとして食べる他、
料理の付け合わせやサンドイッチの具材など、
様々なシーンで活躍しています。
また野菜だけではなく、
豚足やニシンなどの肉類や魚介類などのピクルスもあります。
ザワークラウト
ドイツ発祥のキャベツの漬物「ザワークラウト」は、
発酵させたキャベツのピクルスとなります。
ピクルスにおすすめの野菜の種類
ピクルスに使われる野菜というと、
まずきゅうりをイメージする方も多いかもしれません。
きゅうり以外だと
セロリ、大根、にんじん、ズッキーニ、カリフラワー、
パプリカ、ラディッシュ、ミニトマトなどがあります。
そのままだと硬いレンコンなどの根菜類も、
下茹でしてから調味液に漬けと、
歯ざわりも良くなり、食べやすくなります。
それぞれの野菜を単体で漬けても良いですが、
色々な野菜をミックスしても美味しく出来ます。
その際、セロリや玉ねぎなどの香りが強い野菜と一緒に漬け込めば、
全体に風味がまわって美味しくなります。