Panch Forong(ミックススパイス)
「パンチフォロン」は、東インド、バングラディッシュにまたがる
ベンガル地方で利用されているミックススパイスです。
パンチは「5」を意味し、フォロンはスパイスの意味です。
つまり5つのスパイスと言う意味です。
実際には、5~7種類のスパイスを使用しています。
パンチフォロンは砕いたりせず、必ずホールのまま使います。
豆や野菜料理の他、魚の料理の「スタータースパイス」として、
温めた油にこれらのスパイスを入れて香りを移したり、
香りを移した油を料理の仕上げに加えたりするのが
一般的な使い方です。
複雑な香りと深みが加わります。
クセがなく香ばしい風味を生かし、
豆や野菜、魚料理といった淡白な素材に用います。
インドの炒め物「サブジ」や、豆の煮込み料理、
豆や魚のカレーなどの料理に使われています。
インドのバター「ギー」にパンチフォロンの香りを移し、
食卓調味料とすることもあります。
自家製パンチフォロン
<材料> (作りやすい量)
- クミンシード :大さじ1
- ニゲラシード(ブラッククミン):大さじ1
- フェンネルシード :大さじ1
- マスタードシード :大さじ1
- フェヌグリークシード :大さじ1
<作り方>
全てのスパイスを混ぜ合わせ密封瓶で保存する。