日本のハーブ
「ツバキ」は古くから庭木として親しまれている
日本を代表する花木のひとつです。
ツバキの名前の由来は諸説ありますが、
よく言われるものに、
光沢のあるツヤツヤした葉っぱの木から、
「ツヤハキ」が転じたという説があります。
赤い花には、シミの原因であるメラニンの産生を抑える働きが
期待されています。
野生種としては本州・四国・九州・朝鮮半島南部に分布し
樹高の高くなる「ヤブツバキ」が有名です。
この「ヤブツバキ」の種子を砕き、蒸して圧搾し精製したものが
「椿油」としてヘアケアやスキンケアに利用されています。
なお、サザンカなどの椿属の種子から採った油は
「カメリア油」と呼ばれます。
- 学 名:Camellia japonica
- 別 名:ヤブツバキヤマツバキ
- 科 名:ツバキ科
- 使用部分:種子、花
- 原 産 地:日本
- 主な成分
[花] ロイコシアニジン、タンニン、
サンチャカサポニン、ササンカサポニン
[種子]パルミチン酸、オレイン酸、パルミトレイン酸、
リノール酸、α-リノレン酸 - 主な作用:収斂、止血、抗炎症、健胃
- 注 意:特に知られていない