日本のハーブ
関東以西、四国、九州などの暖地の山中に自生する常緑低木です。
Chinaから伝来した植物で、
「難を転じる」「成る天」がその名の由来です。
そのため、縁起の良い植物とされ、庭木として人気のある他、
お節料理や赤飯などにも添えられます。
果実や葉には毒性があるので注意が必要ですが、
果実は喘息や百日咳の治療に、
葉は湿疹薬や入浴剤として用いられています。
- 学 名:Nandina domestica
- 生 薬 名 :南天実(なんてんじつ)、南天葉(なんてんよう)
- 科 名:メギ科
- 原 産 地 :日本、China
- 使用部分:果実、葉
- 主な成分
[果実]ドメスチン、ジヒドロナンテニン、
イソコリジン
[葉] ドメスチン、マグノフロリン - 主な作用:[果実]消炎、鎮咳 [葉]抗菌