日本のハーブ
3つに分かれた葉を持つことから、
「三つ葉」という名がつけられた、日本原産のハーブです。
全国各地の山野に自生していましたが、
江戸時代からは栽培され、
鍋や吸い物、お浸しなど広く用いられてきました。
ミツバには栽培方法が異なる3つの種類があります。
「糸ミツバ」は茎が細くて緑色のもの。
「切ミツバ」は茎が白いもの。
「根ミツバ」は根も食べることが出来、
きんぴらにすると美味しいです。
三つ葉の風味は熱を加えると薄くなってしまうため、
出来るだけ火を通さず、
椀に盛ってから添えると香りをより楽しむことが出来ます。
根ミツバは加熱した方が食べやすくなり、
お浸しなどの料理に向いています。
新陳代謝を高め、肌に潤いを与えてくれる他、
消化促進、食欲増進にも効果を発揮します。
- 学 名:Cryptotaenia japonica
- 生薬名 :三葉芹(みつばぜり)
- 科 名:セリ科
- 使用部位:葉、茎
- 用 途:料理、健康 など
- 効 能:ストレス・イライラの緩和、
肩こりの緩和、食欲不振の改善 など