日本のハーブ
「菊芋」(きくいも)はキク科ヒマワリ属の多年草です。
北米原産で、日本には江戸時代末期に家畜の飼料用として導入され、
「豚いも」とも呼ばれていたようです。
菊芋は非常に繁殖力が強く、
在来種に対し競合・駆逐のおそれがあるとされ
環境省から「要注意外来生物」に指定されています。
食用とされるのはその肥大した根の部分です。
水溶性食物繊維の「イヌリン」が豊富に含まれ、
糖尿病の予防や改善に有効であると話題になりました。
- 学 名:Helianthus tuberosus
- 別 名:アメリカイモ、ブタイモ、
エルサレムアーティチョーク - 科 名:キク科
- 利 用 部 分:根茎
- 香り・風味:生ではシャキシャキ、
加熱するとホクホクとした食感 - 主 な 成 分:イヌリン
- 主 な 作 用:整腸、血糖調整
- 注 意:キク科アレルギーの人は利用しない