からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

セロリシード

Celery(精油事典)

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どの精油とブレンドしても不思議と馴染む独特な香り

 
 
セロリはセリ科の植物で、ヨーロッパが原産です。
悲しみや死を象徴すると言われ、
古代より、宗教的な儀式に使用されてきた歴史ある植物です。
根や茎、葉など全てが食べられることから、
食用としても広がりました。
日本には16世紀頃伝わったと言われています。
 
 

セロリシード

現在は、食用として
サラダやスープなどの料理で親しまれていますが、
食用の野菜として改良されたのは17世紀頃からと言われています。
古くから利用されていたのはセロリの”根”で、
古代ギリシャやローマの時代には、
整腸剤や強壮剤など医薬用といった薬として利用されていました。
古代エジプトの時代には、利尿作用があることで認知されていました。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【ハーブ系】
野菜のセロリを更に強力にしたような香り
ノート ミドルノート   香りの強さ
 
食用セロリの独特な臭いを更に凝縮したような、
とても強い香りが特徴です。
 
 

精油の働き

 
不安な気分、落ち込んだ気持ちを明るく転換させてくれるため、
不眠の改善に効果が期待出来ます。
 
消化促進作用があるため、
消化不良やお腹に溜まったガスの排出などへの効果が期待出来ます。
また、利尿作用もあるため、むくみを解消してくれます。
 
また、色素沈着を防ぎ、シミやそばかすを薄くする働きもあります。
 
 
精油の働き
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 ・不眠を改善させる
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 ・関節の痛みを和らげる
 ・月経を正常化させる
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 ・むくみを取り、肌に明るさを取り戻す
 
主な作用
  鎮静、消化促進、整腸、抗炎症、
  抗アレルギー、うっ滞除去、強壮、
  疲労回復
 
主な成分
  リモネン(45%)、α-セリネン、
  セラノライド、n-ブチルフタライド、
  β-エレメン
 
 
精油のデータ
  精油データ 
  • 学   名:Apium graveolens
  • 科   名:セリ科
  • 主 な 産 地:インド、ハンガリー、フランス
  • 抽 出 部 位:種子
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:明るい黄色
  • 相性の良い精油
     オレンジ・スイート、カモミール、グレープフルーツ、
     パルマローザ、レモン、ローズマリー
  • 注 意 事 項:妊娠中・授乳中は使用を避ける
 
 

関連事項

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セロリシード