Peppermint(精油事典)
清涼感たっぷりのミントの香りで人気の高い精油
ミント系の交配種は数多く存在しますが、
ペパーミントは、
アロマセラピーで最も使われる精油のひとつです。
ミントは様々な用途で用いられ、
古代エジプトでは宗教儀式に使われました。
古代ギリシャやローマ帝国ではミントは生活の一部で、
パウダーにしたものをベッドに振りまいていました。
14世紀に入ると、歯を白くしたり、タバコに臭い消しとして
使用されました。
香りの特徴
ガムや歯磨き粉、消臭剤などに使われている、
スーッとしたメントールの刺激的な強い香りです。
精油の働き
清涼感のある香りが中枢神経を刺激するため、
眠気を吹き飛ばし、集中力の低下を防ぎます。
またこの精油の注目すべき点は、
優れた「鎮痙作用」で、
過敏性腸症候群など神経性の胃腸の不調和に効果的です。
「消化」・「抗菌作用」も発揮するので、
口臭予防や体臭解消にも有効です。
打ち身・ねん挫など急性の痛みには「冷却作用」、
慢性の肩こり・腰痛などには「血行促進作用」が働き、
痛みの解消に役立ちます。