からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

パルマローザ

Palmarosa(精油事典)

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心と体のバリア機能をアップ

 
「パルマローザ」は、インドを原産とするイネ科の植物です。
「パルマローザ」の精油は18世紀頃から始まりました。
インドやトルコで盛んですが、
「マダガスカル産」が最も高品質と言われています。
 
レモングラスと近縁で、ゼラニウムに似た香りがするため、
「インディアンゼラニウム」とか
「(インディアン)ロシャ」とも呼ばれます。
 
タバコの香りづけや香水の原料として使われています。
インドではアーユルヴェーダの治療によく使われます。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【フローラル系】
シトラスとフローラルが混ざった、
爽やかなローズのような香り
ノート トップノート  香りの強さ
 
 ローズと同成分が含まれていることから、
 微かにバラを思わせますが、
 爽やかなシトラス系が混ざり合った香りがします。
 
 

精油の働き

 
バランスが乱れた心を安定させるといわれています。
神経系をリラックスさせ、気持ちを明るく、心を穏やかにします。
 
体のバリア機能にも働きかけ、菌やウイルスから守ってくれます。
 
美容分野では保湿性が高く、
肌の弾力性を回復させてくれる働きもあります。
あらゆる肌タイプのスキンケアに活躍します。
 
また、頭皮の細胞を活性化させると言われ、
フケ、頭皮の痒みを改善し、抜け毛予防にも活躍してくれます。
 
 
精油の働き
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 ・不安定な情緒を鎮め、
  気持ちを明るくさせる
 
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 ・感染症の予防
 ・熱を下げるのを助ける
 ・食欲を増進させる
 
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 ・しわ予防、皮膚の老化防止に効果
 ・肌の水分バランスと
  皮脂の分泌を正常にする
 
作  用
  強壮、抗ウイルス、抗うつ、
  抗菌、抗真菌、興奮、収斂
 
主な成分

  ゲラニオール(80%程)、リナロール、

  酢酸ゲラニル、β-カリオフィレン

 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Cymbopogon martinii
  • 科   名:イネ科
  • 抽 出 部 位:葉
  • 主 産 地:インド、コモロ、マダガスカル、
          セーシェル諸島
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:淡黄色
  • 相性の良い精油
     カモミール、シトロネラ、ジャスミン、
     ベルガモット、ライム、ラベンダー、
     レモン、ローズ
  • 注 意 事 項
     ・妊娠初期、分娩前後の使用は控え、
      妊娠後期、授乳期間中は半分の濃度で使用
     ・イネ科アレルギーに注意