からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ラベンダー

Lavender(精油事典)

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あらゆるストレスを和らげる万能精油

 
軽やかなフローラル長の香りと穏やかな性質で、
応用範囲の広さから
アロマテラピーでは最もよく使用される精油の一つです。
 
20世紀のフランスの科学者、
ルネ・モーリス・ガットフォセは、
火傷を負った際、
咄嗟にラベンダーの精油を掛けて傷を回復させたことから、
「アロマテラピー」という言葉を生み出し、
本格的な研究が開始されました。
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【フローラル系】
優しいフローラルハーブの香り
ノート トップ~ミドルノート  香りの強さ
 
 柔らかで軽く、爽やかな中にウッディーな深みを持つ、
 南仏の花の香りがします。
 

精油の働き

 
鎮静、鎮痙、消炎作用に優れ、
頭痛、胃痛、筋肉痛や体のコリなどを緩和します。
皮膚の新陳代謝を高めて、再生を促すので、
傷や火傷、日焼け後に効果的です。
全ての肌質に使えるため、
スキンケアに使いやすい精油の代表格と言えます。
 
また、心のわだかまりを洗い流し、
自律神経を始め、心身全てのバランスを整える万能精油です。
ラベンダーの語源はラテン語の「洗う」から来たものです。
古代ローマ人はラベンダーを入れて入浴していたと言われています。
中世には、伝染病の予防のために、教会に敷かれていました。
 
ラベンダーの精油には、肌細胞を活性化させる働きがあるため、
洗顔後に気になる部分に塗るだけで、
シミを白くする効果が期待出来ると言われています。
 
但し、絶対に原液を直接、そのまま肌には塗らないで下さい!
また、必ずパッチテストを行って下さい!
 
 
精油の働き
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 ・緊張やストレスを和らげ、
  眠りを促す
 
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 ・頭痛、月経痛、筋肉痛の痛みを
  和らげる
 ・血行を促し、
  リンパの流れを良くする。
 
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 ・日焼けによる炎症を鎮め、
  火傷の治りを促す
 ・ニキビ、虫刺され、水虫などを改善
 
作  用
  強壮、血圧降下、抗うつ、抗炎症、
  殺菌、鎮痙、鎮静、瘢痕形成、
  皮膚組織再生、鎮痛
 
主な成分
  リナロール、ボルネオール、
  α-テルピネオール、酢酸リナリル、
  酢酸ラバンデュリル、
  1-8,シネオール、カリオフィレン
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Lavandula angustifolia
  • 別   名:真正ラベンダー、
          トゥルーラベンダー
  • 科   名:シソ科
  • 主 産 地:フランス、ブルガリア、
          オーストラリア、イギリス、
          イタリア、日本
  • 抽 出 部 位:花、葉
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:淡黄色
  • 相性の良い精油
      オレンジ・スイート、カモミール、
      クラリセージ、ジャスミン、ゼラニウム、
      レモン、ローズマリー
  • 注 意 事 項
     ・妊娠初期、分娩前後の使用は控え、
      妊娠後期、授乳期間中は半分の濃度で使用
 
 

おススメの使用法

日焼け止めを癒すトリートメントオイルとして

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  1. キャリアオイルをビーカーなどの器に入れる
  2. 1.の容器に精油を入れる
    ・ボディー用は1%、
     フェイス用は0.5%以下になるように
     希釈する
  3. 不調を感じる部位に塗る。
 ※ 保存する時は、遮光瓶に移し、
  1~2か月で使い切りましょう。
 
 

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