からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

ローレル(月桂樹、ベイ)

Laurel(精油事典)

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エキゾチックな香りが魅力

 
和名「月桂樹」、別名「ベイ」という呼び名で知られ、
煮込み料理に欠かせないスパイスとしてお馴染みです。
 
学名のlaurusはラテン語で「賞賛する」、
nobilisは「名高い」という意味を表すように、
ローレルは古くから勝利や達成の象徴とされてきました。
また、予見のハーブとも言われ、
古代ギリシア人は枕の下にローレルの葉を敷いて
予知夢を見るために利用しました。
 
 
 

香りの特徴

 
香りの特徴
【スパイス系】
甘くて少しスパイシーなハーブ調の香り
ノート トップノート   香りの強さ
 
 

精油の働き

 
消化不良や食欲不振、腹部のガスの排出など、
消化器系のトラブルに良いとされる精油です。
 
殺菌・消毒・消臭の他、痰を採る働きもあるので、
風邪や感染症の予防にもおススメです。
 
髪や頭皮に良い働きがあるとされており、
髪の成長を促進させる効果と、フケを抑える効果が期待出来ますが、
稀に皮膚炎を起こす可能性があるため、肌の弱い方は使用量に注意を。
 
精油の働き
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 ・鬱やパニックの時に、
  情緒を安定させる
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 ・消化不良、食欲不振などを改善
 ・関節の痛みを和らげる
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 ・ニキビ、水虫、肌の痒みを改善する
 ・髪の成長を促進し、フケを抑える
 
主な作用
  強肝、強壮、鎮痙、収斂、収斂、
  消化促進、消毒、消臭、去痰 など
 
主な成分
  1,8-シネオール、リナロール、
  オイベノール、ピネン、
  サビネン など
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Laurus nobilis
  • 別   名:月桂樹、ベイ
  • 科   名:クスノキ科
  • 原 産 地:トルコ
  • 主 な 産 地:スペイン、モロッコ、バルカン
  • 抽 出 部 位:葉
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:淡緑がかった黄色
  • 相性の良い精油
     イランイラン、オレンジ・スイート、
     シダーウッド、ジュニパーベリー、
     ユーカリ、ラベンダー
  • 注意事項
    ・刺激性があるため、低濃度での使用がおススメ
    ・妊娠中・授乳中の使用を避ける
 
 

おススメ使い方

芳香浴、トリートメント、スキンケアなど
 
 

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ローレル