Kaya(精油事典)
柚子のような柑橘系の爽やかな香り
常緑針葉樹「カヤ」。
榧の木は成長が遅く、湿気に強いことから、
建材や高級品の碁盤、将棋盤に使われ、
そして榧の実から搾った油は
食用油や灯火用油、虫除けに利用されるなど
暮らしの中にあったようですが、
榧の木の急激な減少とともに姿を消していきました。
香りの特徴
日本人に馴染み深い、柚子とレモンを合わせたような香りの中に、
ほのかに森林を感じる優しい香りです。
「ユーカリレモン(シトリオドラータ)」や
「シトロネラ」に似た香りをしています。
精油の働き
カヤの精油には、
「リモネン」という芳香成分を多く含まれていて、
気持ちをリフレッシュする作用があります。
また、森林浴効果のある成分とされる「ピネン」も含まれており、
気持をリラックスさせて、穏やかにしてくれます。
血圧を下げたり、アレルギー症状を和らげる成分も含まれます。
精油のデータ
関連事項
カヤ(榧) |