Immortelle、Helichrysum(精油事典)
はちみつのような甘い香り
「イモーテル」はコルシカ島に多く生息している
6~8月の夏に黄色の花を咲かせます。
また、属名の「Helichrysum(ヘリクリサム)」は、
ギリシャ語で
「Helios(太陽)」と「Chrysos(金色)」を合わせたものが由来です。
金色の小さな花は、燃え尽きることのない太陽のようです。
カレーの様な香りがすることから「カレーの木」とも呼ばれています。
イモーテル
日が当たる場所なら、乾燥した石ばかりの荒地でも育つことから、
「不死」の意味を持つ「イモーテル」という名前を持つ植物です。
また、「イモーテル」の花は、切ってもお花の色が変わらないので、
「イモーテル(ずっと変わらない)」と
言われるようになったとも言われています。
鮮やかな黄色の花は、乾燥させても色や形状が変わらず、
「エバーラスティング」とも言われ、ドライフラワーとしても人気です。
ドライフラワー以外にも、甘い香りから、ポプリにおススメなお花です。
生花の茎がカレーの匂いがすることから、
英語では「カレープラント」とも呼ばれます。
香りの特徴
ラズベリーに似たフレッシュさと、
「極上のハチミツ」と呼ばれるほどの甘い香りを併せ持つ精油です。
精油の働き
刺激が少なく、とても強い効果がある「イモーテル」は、
抗炎症、抗ウイルス作用に優れています。
炎症を抑える作用で、ニキビや火傷といった肌トラブルを解消し、
肌の弱い人でもスキンケアに使うことが出来ます。
(とは言っても、利用する時はパッチテストをして下さいね。)
また、熱を伴う風邪の症状、筋肉痛や関節の痛みを
和らげる働きも期待出来ると言われています。
精油のデータ
おススメ使い方
芳香浴、沐浴、ボディー・ハンドケア、スキンケア、ホームケア