からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

シナモンリーフ

Cinnamon(精油事典)

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お菓子でお馴染みの、ピリッと辛味のある香り

 
 
シナモンは、旧約聖書や古代エジプトの古文書に登場するほど
古くから知られてきました。
古代ギリシャではその芳香が
「愛を掻き立てるもの、愛情を示すもの」として王侯貴族や珍重され、
シバの女王がソロモン王にシナモンを贈ったと言う伝説も有名です。
 
インドネシアが原産で、18世紀以降にオランダ人が
スリランカで栽培を始めたのをきっかけに、
インドやその他の国へ広まりました。
 
 

香りの特徴

香りの特徴
【スパイス系】
甘くスパイシーなシナモン香り
ノート ベースノート  香りの強さ
 
 

精油の働き

 
精油には、強い殺菌作用を持つ「オイゲノール」が含まれ、
除虫・抗カビ剤としても効果があります。
但し、皮膚や粘膜に対する刺激が比較的強いため、
特に肌の弱い人は、芳香浴やルームスプレーなどで楽しみましょう。
 
樹皮(シナモンバーク)から採る精油は刺激が強く、
アロマテラピーでの使用はあまりススメられてはいません。
 
 
精油の働き
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 ・無気力な心を元気づける
 
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 ・風邪の症状を和らげる
 ・消化を助ける
 ・月経痛を和らげる
主な作用
  強壮、抗ウイルス、抗菌、抗真菌、
  鎮痙
 
主な成分
  オイゲノール(77%)、
  酢酸オイゲニル、リナロール など
 
 

精油のデータ

  精油データ 
  • 学   名:Cinnamomum zeylanicum
          Cinnamomum verum
  • 科   名:クスノキ科
  • 主 な 産 地:インドネシア、東インド、マダガスカル
  • 抽 出 部 位:根
  • 精油製造法:水蒸気蒸留法
  • 精 油 の 色:黄色がかった茶色
  • 相性の良い精油
     オレンジ・スイート、グレープフルーツ、
     ジンジャー、フランキンセンス、
     ベンゾイン、ラベンダー、ローズマリー
  • 注意事項
    ・刺激性があるため、低濃度での使用がおススメ
    ・妊娠中・授乳中の使用を避ける
 
 
 
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