Cinnamon(精油事典)
お菓子でお馴染みの、ピリッと辛味のある香り
シナモンは、旧約聖書や古代エジプトの古文書に登場するほど
古くから知られてきました。
古代ギリシャではその芳香が
「愛を掻き立てるもの、愛情を示すもの」として王侯貴族や珍重され、
シバの女王がソロモン王にシナモンを贈ったと言う伝説も有名です。
インドネシアが原産で、18世紀以降にオランダ人が
スリランカで栽培を始めたのをきっかけに、
インドやその他の国へ広まりました。
香りの特徴
精油の働き
精油には、強い殺菌作用を持つ「オイゲノール」が含まれ、
除虫・抗カビ剤としても効果があります。
但し、皮膚や粘膜に対する刺激が比較的強いため、
特に肌の弱い人は、芳香浴やルームスプレーなどで楽しみましょう。
樹皮(シナモンバーク)から採る精油は刺激が強く、
アロマテラピーでの使用はあまりススメられてはいません。
精油のデータ
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