からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

セントジョンズワート

ハーブ事典(St. John's Wort)

f:id:linderabella:20200719105344j:plain

セントジョンズワート」は、夏至の日(聖ヨハネの日)に収穫すると良いと言われ、
この葉の持つ香りを悪魔が嫌うことから、古くから魔よけの草と信じられています。
窓やドアに吊るすことで、落雷や火事などの災害を免れることが出来、
子供のベッドに吊るすことで、神隠しに合わないという言い伝えもあります。
 
 6月末から7月にかけて黄色い花を咲かせ、その花びら花びらを押し潰すと、
血のように赤いオイル状の液体(ヨハネの血潮とも言われる)が出てきます。
 
心を明るくしてくれることから、「サンシャインサプリメント」と呼ばれています。
何となく気分的に下向きになった感情に、
明るさを取り戻し元気になろうというハーブとして知られています。
また、疲れた時や女性の諸症状からくるイライラへのリラックスハーブティーとして
も有名です。
 
しかし一方で注意も喚起されています。
セントジョンズワート」をある種の抗うつ剤と併用すると、抗うつ剤の標的である
脳内化学物質セロトニンが増え、生命を脅かす可能性もあります。
また、ピル、ジゴキシン、一部のHIV薬や抗癌剤などといった、多くの処方薬の効果を
弱めてしまうこともあります。
セントジョーンズワート」の妊婦や子供に対する安全性情報はほとんどないため、
妊娠もしくは授乳中、あるいは子供にサプリメントを与えようと検討している場合は
専門家に相談することが特に大切です。
 
  • 学  名:Hypericum perforatum   
  • 和  名:西洋オトギリソウ
  • 科  名:オトギリソウ科
  • 使用部位:地上部
 
 
弟切草> 
 
 
  日本在来の「オトギリソウ」は、同属の別種ですが、
  不思議な名前には由来があります。
  晴頼という鷹匠
  この薬草を使って鷹の傷を治していたことを秘密にしていましたが、
  弟がそれを他人に話してしまい、怒った兄が弟を斬ったという
  Chinaの逸話から名付けられました。
  花や葉にある赤黒い斑点は、その時の返り血だと言われています。