ハーブ事典 (yellow dock)
ヨーロッパ原産の多年草で、茎を囲むようにして葉が育ち、
春から秋にかけて淡い緑色の花を咲かせます。
日本では「ナガバギシギシ」とも呼ばれていて、
荒地においても育ち、非常に強い繁殖力を持っています。
「イエロードック」は古くから薬草として使用されていました。
英語の名前は、yellow(黄色)とdock(貯蔵庫)が組み合わさっていて、
「胆汁(黄色)を貯蔵する」ことから来ているという説があります。
古くは金運を引き寄せたり、子宝に恵まれるハーブとされていました。
お店の前に蒔くことでお客さんが集まると信じられていました。
ニコラス・カルペパーは、
根を酢で煮た液で洗うと痒みや皮膚の傷を改善すると論じました。
またこのハーブの根は、血液・肝臓が黄胆汁の影響を受けている時に
有効としています。
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