からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

麻の実(ヘンプシード)

スパイス事典(hemp seed)

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中央アジア遊牧民族が食用としていた歴史あるスパイスです。
英語名の「ヘンプ(hemp)」は、ゲルマン語に由来し、
その語源は古代に中央アジア遊牧民で、麻と縁の深かった
スキュタイ人の用語と見られます。
 
日本での麻の実の食用としての歴史は縄文時代から。
五穀の一つとして食用に供されてきました。
七味唐辛子に欠かせないスパイスのひとつで、
いなり寿司やけんちん汁に用いられ、
カリッとした食感を楽しむスパイスとして知られています。
 
ヘンプ」とはいわゆる「大麻」のことで、
花と花穂には幻覚作用があるため、日本では栽培が規制されていますが、
スパイスとして出回っているものは発芽止めの処理が施されており、安全です。
 
 
科名 クワ科
原産地 中央アジア
利用部位 種子
ホール 軽くて潰れやすいので、扱い注意する。
 
 
昔から、人々の食生活を支えてきた麻の実には、
人間の身体に不可欠な栄養素が沢山含まれています。
特に、現代人に不足している
たんぱく質や必須脂肪酸(オメガ3やオメガ6)の他、
鉄・銅・亜鉛マグネシウムなどの栄養がバランス良く含まれています。
更に、稀少な「γ-リノレン酸」も含有。
栄養のバランスの良さから「スーパーフード」として紹介されることが多い食材です。
ヘアケアやスキンケアにも用いられています。
 
[美味しい利用方法]
ゴマやケシなどの仲間で、特徴のある味ではありませんが、
香ばしさとカリッとした食感が魅力。
そのままでは香りがないので、油で炒るとより香ばしくなります。