からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

バニラ

スパイス事典(Vanilla)

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アイスクリームやババロアを始めとするデザート菓子や各種クリーム、
シロップなどの風味づけに世界中で広く使われています。
 
元々、植物としてのバニラ自体に香りはありませんが、
乾燥と発酵によって、芳醇な香りを醸し出します。
その工程を「キュアリング」といい、非常に手間がかかるため、バニラは大変高価。
しかも世界的に需要が高まり、年々価格が高騰しています。
 
 
原産地のメキシコでは、先住民が原始的なさやの加工を考案し、
香料として使用を始め、皇帝への貢物としても使われていました。
16世紀にスペインがメキシコを征服してバニラを持ち帰ったことで、
ヨーロッパ中に広まりました。
現在、流通しているバニラには主に3種あり、
マダガスカルやインド、インドネシア産の「ブルボン種」と
メキシコ産の「西インドバニラ」、タヒチ産の「タヒチバニラ」になります。
「ブルボン」種は甘くクリーミーでまろやかな風味があり、非常に高品質と
言われています。
 
 
別名 ワニラ、ヴァニーユ(仏)
科名 ラン科
原産地 中央アメリ
利用部位 果実(さや)
 
 
[美味しい利用方法]
使う時は、さやを縦に裂いて、スプーンや包丁などで種をかき出します。
 
<上手な種の取り出し方>
・ナイフでさやを裂いて開き、スプーンやナイフの葉先でしごくように取ると、
 無駄がありません。
・カスタードクリームなどに使う時は、牛乳:100mlに、さや:3cm分が目安。
・種を取り出したさやにはまだ香りが残っているので捨てないように。
 粉砕して砂糖に混ぜてバニラシュガーにどうぞ。
 粉砕せずに、シュガーポットに入れておくだけでも、甘い香りが付きます。
・魚の照り焼きを作る時、タレに種を少量加えると甘い香りが心地よく漂います。
 
バニラの香りの主成分は「バニリン」。
バニラビーンズを冷凍庫や冷蔵庫から取り出すと、表面い白い粉が付いていて
驚くことがありますが、これは「バニリン」が低温で凝固したものなので
心配ありません。