基材
「カオリン」は、
天然に産する「含水ケイ酸アルミニウム」[Al2Si2O5(OH)4]で、
白色から類白色の砕きやすい塊、あるいは粉末状の粘土鉱物です。
「カオリン」という名称は、
磁器原料として用いられる純度の高い白色粘土を産した
古代中国の高嶺(Kauling)に由来します。
「カオリン」は、地下で固まった粘土質から掘り起こし、乾燥させて砕いた、
天然のクレンジングパウダーです。
主成分は、二酸化ケイ素(シリカ、SiO2)、アルミナ(Al2O3)、水(H2O)です。
結晶度の高いものは「六角板状結晶」を示していて、
この板状結晶は薄く、皮膚への付着性が良いことや、吸油性や吸水性を持つことから