からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

カモミール

ハーブ事典(Chamomile)

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紀元前から栽培され、豊富な効能を持つ薬草として活用されてきました。
初夏に白い花を沢山咲かせ、リンゴのような甘い香りを漂わせることから、
ギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味する”Khamaimelon”と呼ばれ、
現在の"Chamomile"という名前はこれに由来すると言われています。
 
日本には、19世紀初頭にオランダから伝えられたため、
オランダ語の「カーミレ」が訛って、和名では「カミツレ」と呼ばれています。
 
古代エジプトにおいては、太陽神への供物や治癒の秘薬として用いられました。
当時は、「最高のハーブ」として称えられました。
また、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬の一つでもあり、
フランスやイギリスを始め、古くから熱病や婦人病の治療薬として、
赤ちゃんや子供が眠れない時、落ち着きがない時の家庭の常備薬として
昔から飲まれていたことから、「お母さんのハーブ」と呼ばれています。 
「植物のお医者さん」とも呼ばれ、一緒に植えると周りの植物が元気になります。
 
現在は、高いリラックス効果から「安眠の薬」とも呼ばれて親しまれ、
イライラや興奮、緊張、不安を鎮めたい時におススメのハーブです。
神経が昂ぶって眠れない夜は、温かいハーブティーにして飲んだり、
濃く煮出して、入浴剤としてお風呂に入れてもよいでしょう。 
 
  • 学  名:Matricaria chamomilla(ジャーマン) 
         Chamaemelum nobile(ローマン)
  • 和  名:カミツレ(加密列)
  • 科  名:キク科
  • 使用部分:葉、花、茎
  • 用  途:料理、お茶、美容健康、クラフト
  • 原 産 地 :インド、ヨーロッパから西アジア 
 

<ジャーマン・カモミールとローマン・カモミール>

カモミールの中で特に優れた薬効を持つとされるのが、
一年草の「ジャーマン・カモミール」と多年草の「ローマン・カモミール」の
2種です。
 
「ローマン種」は、
踏まれても枯れないことからグラウンドカバーに用いられます。
花、茎、葉の全てにリンゴのような芳香があり、
ハーブティーにすると強い苦味が出るのが特徴です。
 
一方「ジャーマン種」は花にしか香りがありません。
また、精油(エッセンシャルオイル)を作る過程で青い色が生成されることから
「ブルーカモミール」とも呼ばれています。
主にハーブティーとして利用されます。
 

<美容・健康>

🛁入浴
 濃く煮出したカモミールの抽出液や
精油のバスオイル、バスソルトを湯船に入れれば
リラックス効果と美肌の効果を得ることが期待出来ます。
 
🧴 肌や髪のケアに
カモミールの抽出液を化粧水やリンスとして使えば、
肌を滑らかにして髪にツヤを与えてくれます。
 
🐛庭の防虫に
 カモミールは、近くに生えている植物を健康にする働きがある
「コンパニオンプランツ」で、「植物のお医者さん」とも呼ばれています。
キャベツや玉ねぎの側に植えれば害虫予防になる他、
ハーブティーや入浴剤として使用した後の花を、土に埋めておくのも効果的です。
 
 

<クラフト>

フレッシュカモミールそそのままコサージュやリースとして
利用することが出来ます。
また、ドライフラワーを枕に詰めれば、
安眠効果を高める「ハーブピロー」として利用可能です。
ポプリを枕元に置くだけでも効果的です。
 
 

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