からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

アニス

ハーブ事典(anise seed

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アニスは、 古代エジプトの時代から使われていた最も古いハーブの一つで、
ミイラの防腐剤としても利用されていました。
古代ギリシャ時代には薬草として扱われ、
母乳の分泌を促す他、魔除けとしての効果もあると信じられていました。
古代ローマでは祝宴の最後に、消化促進の働きがある「アニスケーキ」が出され、
これがウエディングケーキのルーツと言われています。
イギリスでは、修道院でしか栽培されなかったために希少価値が高く、
1305年、エドワード1世はロンドン橋を通過するアニスに対して特別税をかけて
橋の修理費を賄ったという話は有名です。
 
初夏の頃に、葉の先端にパラソル上の小花を咲かせますが、
その姿は雪の結晶の様に可憐で涼し気です。
 
主に使用する部分は「アニスシード」と呼ばれる果実で、
甘い香りの中にもほのかな苦味のある「アネトール」という成分が多く含まれ、
ケーキやクッキー、魚や鶏肉料理の風味付けに利用されています。
 
また、その甘味を活かして子供用の医薬品に配合されたり、
苦い薬のコーティングに使われたりと幅広く利用されています。
 
 
和名 セイヨウウイキョウ(西洋茴香
学名・読み方 Pimpinella anisum [ピンピネラ・アニスム]
科名 セリ科
使用部位 果実(種子として知られている部分)
 
 
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