からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

アニスシード

スパイス事典(Anise)

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個性的な甘い香味が特徴ですが、
これは香りの主成分「アネトール」によるものです。
ただ、アニスの香味は空気に触れると変わりやすく、
すり潰すと直後から風味を失い始めるため、
アニスシードをそのまま保存しておき、使う分だけをすり潰して使うのが一般的です。
 
別名 茴香(ういきょう)、小茴香(しょうういきょう)
科名 セリ科
原産地 地中海沿岸
利用部位 種子(植物学上は果実にあたる)
ホール 薄茶色の筋が入った小さな種には、
細い茎が付いた状態のものもある。
パウダー 赤みを帯びたこっくりとした茶色。
お菓子には、パウダーを少量使用。使い過ぎに注意。
 
個性的な甘みと香りを持つスパイスで、クッキーやケーキなどの菓子類、
またパンやシチュー、スープの風味づけに用いられています。
紀元前3世紀頃のローマで作り出されたアニスを使ったワインケーキが、
現在のウエディングケーキの由来と言われています。
オランダでは、赤ちゃんが生まれると、
チョコレートでコーティングしたアニスシードをビスケットに載せたお菓子
「マウシェ」を客に振る舞う習慣があります。
 
その甘い風味を生かして、アルコール類の風味づけにも使われていて、
トルコの「ラク」やギリシャの「ウゾ」などがあります。
 
これらはアルコール度数が40度にも達する強いお酒で、
無色透明なのに水で割ると、テルペンという成分が水に反応して、
たちまち白く濁るという不思議なお酒です。
 
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