からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

日本の薬草

ナズナ(薺)

日本の薬草事典 「ナズナ」はアブラナ科ナズナ属の植物で、漢字で「薺」と書きます。 ナズナの語源は「撫菜(なでな)」より転訛したと言われ、撫でたいほど可愛い菜の 意味があります。 また果実が三味線の撥(ばち)に似ていることから 「ペンペングサ」、…

カラスビシャク(烏柄杓)

日本の薬草事典 緑色のヘラのような独特な形の花をつけます。 葉の真ん中や茎の途中などに小さな”むかご”(葉の付け根にできる球芽)をつけ、 これによってどんどん増えていきます。 繁殖力が非常に強く、取っても取っても出てくるので、 「百姓泣かせ」とい…

ウコギ(五加木・姫五加)

日本の薬草事典 「ヒメウコギ」は中国原産で、古い時代に渡来した落葉低木です。 春から初夏に芽吹く新芽が美味しく、山菜として食用されます。 元々は薬用として渡来しましたが、棘があることから食用を兼ねた生垣として、 米沢藩九代藩主「上杉鷹山公」が…

ゲンノショウコ(現の証拠)

日本の薬草 日本全国どこででも見かける野草で、 夏から秋にかけて、ウメの花に似た小さな花が次々と咲き続けます。 「ゲンノショウコ」は「ドクダミ」などと共に 古くから日本で用いられてきた薬草です。 一般には花期に地上部を採取し、乾燥させたものを用…

クマザサ

日本の薬草事典 「クマザサ」とは、イネ科の常緑の笹で、日本各地に自生しています。 一般に「熊笹」と思われますが「隈笹」で、 冬に緑の葉の縁が白色に隈取られているくことから命名されています。 山林に多く見られる「クマザサ」は、 鮮やかな緑色の葉で…

ゲットウ(月桃)

日本の薬草事典 沖縄などに自生する抗酸化力の強いハーブです。 独特の香りがあり、抗菌や消臭、防虫剤として利用されるなど、 人々に親しまれる万能植物です。 沖縄県や九州をはじめ、台湾やインドなど広く分布し、 初夏には白い花を咲かせ、7月頃に蘭に似…

日本の薬草事典

日本の薬草事典 ア カ サ タ ナ ハ マ ヤ ラ ワ ア行 アマチャ (甘茶) アンズ (杏子) ウメ (梅) ウコギ (五加木) ウンシュウミカン(温州蜜柑) エゴマ (荏胡麻) エゾウコギ (蝦夷五加皮) エビスグサ (胡草) オオバコ (大葉子) カ行 カキ (…

キンモクセイ(金木犀)

日本の薬草 庭木としてお馴染みの「金木犀」(キンモクセイ)。 甘くフルーティーな香りが漂うと秋が来た!感じる方も多いでしょう。 別名に、「桂花」(ケイカ)や「丹桂」(タンカ)、「金桂」(キンカ)などがあります。 葉の付け根にオレンジ色の小さな…

コブシ(辛夷)

日本の薬草 日本各地の山野に自生するコブシは、公園や庭にも植えられている高木です。 果実がデコボコの塊状で、 握った”こぶし(拳)”と似ているので「コブシ」と呼ばれるそうです。 早春、他のどの木よりも早く白い花が一斉に咲き始めます。 花は基本的に…

ニンニク(大蒜)

日本の薬草 「ニンニク」の原産は中央アジア地域で、4世紀頃に、朝鮮半島、China大陸を経て 日本に伝来したと考えられます。 『古事記』(712年)には、 「倭建命(ヤマトタケルノミコト)が東国を平定し帰途にあり、 足柄山の坂本で食事をしている時に、坂…

ゴボウ(牛蒡)

日本の薬草 「ゴボウ」の原種はユーラシア大陸の各地で見られ、 日本に入ってきたのは縄文時代という説や平安時代など諸説あります。 ヨーロッパやChinaでは古くから薬用として用いられてきたそうですが、 食用の作物として栽培してきたのは日本だけで、 台…

キク(菊)

日本の薬草 日本各地には多くの品種の野ギクが自生しており、 鎌倉時代からは天皇家の紋として「菊花紋」が利用され、 50円玉や勲章にも菊の花が描かれ、 日本のパスポートの表紙にも「菊花紋」が使われています。 このように日本人にとって馴染みの深い植…

アンズ(杏子)

日本の薬草 アンズは甘酸っぱくて、すっきりとした初夏の味を楽しめるフルーツです。 アンズはバラ科の樹木で、梅や桃、スモモなどと遺伝的に近縁に当たります。 原産地はネパールから、Chinaの山東、山西、河北地方の山岳地帯と言われています。 古代China…

ワサビ(山葵)

日本の薬草 「ワサビ(山葵)」は日本原産の多年生水生植物です。 山間の涼しい谷川の浅瀬に自生していますが、古来より栽培もされています。 ただ、栽培に際しては水質、水温、土壌などの条件が厳しく、 収穫できるまで日数がかかるので希少価値が高く、非…

タデ(蓼)

日本の薬草(Water pepper) お刺身などの脇に添え置かれている赤紫色の葉っぱでお馴染みの「ベニタデ」の他、 「ヤナギタデ」、「アオタデ」、「ホソバタデ」など様々な種類がある「タデ」は、 日本の山辺などに自生する野草で、独特の辛みがあります。 「…

エゴマ(荏胡麻)

日本の薬草 エゴマは大葉(青紫蘇)などと同じシソ科の一年草で、 東南アジア原産が原産とされています。 エゴマの歴史は古く、日本では縄文時代から食べられてきたと言われており、 日本最古の作物のひとつとして日本の農耕文化に歴史を刻んでいます。 長野…

ヨモギ(蓬)

日本の薬草 草餅の材料として知られる「ヨモギ」は、 キク科ヨモギ属の多年草で、繁殖力が極めて強く、 全国に広く自生し、古くから日本人が親しんできた植物です。 煎ったものは「ヨモギ茶」に、 天ぷらや胡麻和え、お浸しにしても美味しい。 大きくなった…

ユズ(柚子)

日本の薬草 ミカン科ミカン属の柑橘類の中でもひと際明るい黄色の果実は、 日本人の生活に深く関わっています。 果皮や果汁は料理の香りづけや調味料として広く使われています。 果皮を浮かせて入る「柚子湯」は爽やかな香りがとても豊かで、 カボチャととも…

ベニバナ(紅花、サフラワー)

日本の薬草 キク科紅花属の一年草です。 花の咲き始めは鮮やかな黄色で、だんだんと朱色が強くなり、濃い朱色になります。 原産はアラビア、エジプト付近で世界各地に広がって栽培されました。 日本にはシルクロードを経由して6世紀頃に伝えられたと言われ…

ビワ(枇杷)

日本の薬草 バラ科ビワ属の常緑高木で、原産はChina大陸です。 日本への伝来は古く、 現在は、四国や九州に自生し、関東から西の地方で栽培されています。 煎じた葉は、夏バテ疲れを癒し、胃腸の不具合を改善するなど、 「暑気払い」の飲み物になります。 ま…

ハトムギ(鳩麦)

日本の薬草 イネ科ジュズダマ属の一年で、 野生種の「数珠玉」を栽培用にした変種が「ハトムギ」です。 先の尖った球形の実を、鳩が好んで食べるのが名前の由来とされています。 China大陸やインドシナ半島周辺を原産とし、 日本には2000年程前に渡来し…

ハッカ(薄荷)

ハーブ事典 シソ科ハッカ属の多年草で、 葉や茎をちぎったり、揉むとスッとした清涼感を感じさせる香りが立ちます。 生のままや乾燥させてハーブとして使ったり、 「ハッカ油」、「ハッカ水」などの原料になります。 名前の由来は、香料や医薬品として珍重さ…

ナツメ(棗)

ハーブ事典 クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木で、葉を落としてから、 初夏にやっと芽を出すので「ナツメ」と呼ばれるようになったと伝えられます。 7世紀後半から8世紀後半にまとめられた『万葉集』には、 ナツメが登場する歌があることから、 この時代…

ドクダミ(蕺草)

ハーブ事典 「ゲンノショウコ(現の証拠)」、「センブリ(千振、生薬名:当帰)」とともに、 日本全国で「三大民間薬草」として重用されてきました。 ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、 北海道から九州まで全国の草地や道端、日陰の湿地で見ることが出来ま…

トウモロコシ(玉蜀黍)

ハーブ事典 イネ科トウモロコシ属の1年草で、世界の多くの国で主食とされ、 「イネ」、「小麦」とともに「世界三大穀物」となっています。 雄しべの花柱が長く伸び、苞葉の先から束になって髭の様に垂れます。 花柱の先端を「柱頭」と呼びます。 食料となる…

チャ(茶)

ハーブ事典 ツバキ科ツバキ属の常緑低木であるチャノキの葉を煎じた茶は 世界中で親しまれている嗜好飲料ですが、 熱を冷ます、消化促進、利尿、解毒など、様々な働きを持っています。 栄西の著書である『喫茶養生記』には 「茶は養生の仙薬であり、人の寿命…

タンポポ(蒲公英)

ハーブ事典 身近にある野草の代表でもあり、生命力の強いキク科タンポポ属の多年草です。 明治時代に「野菜」として持ち込まれた帰化植物の「西洋タンポポ」と 日本古来の「カントウタンポポ」、「カンサイタンポポ」、 そして白い花を咲かせる「シロバナタ…

センナ(旃那)

ハーブ事典 マメ科センナ属の常緑低木で、高さ1m程になります。 世界最古の医学文書と言われる『エーベルス・パピルス』(B.C.1550頃)にも ヒマシやアロエなどの下剤と一緒に紹介されるほど、古くから使われています。 11世紀頃に、 アラビアの侍医から…

ショウガ(生姜)

ハーブ事典 「ショウガ」は料理に大活躍する香辛野菜で、薬用としても様々な効能を発揮します。 別名「ハジカミ」。 独特の香りと辛みが食欲をそそり、血行をよくし、体を温めてくれます。 殺菌作用もよく知られています。 生でも薬効がありますが、蒸して乾…

ゴマ(胡麻)

ハーブ事典 ゴマ科ゴマ属の1年草で、高さ1m程になり、 莢の中の果実に、食材となる種子が詰まっています。 アフリカ大陸原産で、日本には中国大陸の西域、胡の国を通って渡来したというのが、 名前の由来とされています。 学 名:Sesamum indicum 英 名:…