からだに優しいもの

とにかく、優しいものです。

日本の薬草

スギナ(ホーステール)

日本の薬草 春になると、河川敷や土手、道端などに眼を向ければ、 とても地味なですが、「土筆」(つくし)が所々に見られます。 土筆は早春に芽を出す「スギナ」の胞子茎です。 和名の「スギナ」は 草の形が杉に似ているから「杉菜」と名がついたという説や…

カリン

日本の薬草 春に朱紅色の花をつけ、 晩秋に黄色く熟した果実からは甘くて芳醇な香りが漂います。 China原産の落葉樹で、日本にはそれなりに古い時代に入ってきたようです。 花や幹は鑑賞価値が高く、 果実は薬用や香りを楽しむなど実用的価値の高い樹木です…

ニラ(韮)

日本の薬草 Chinaでは、「陽起草」(ようきそう)と呼ばれ、3000年以上前から栽培され、 日本では700年頃から栽培が始まり、 「みら」の呼び方で『古事記』や『万葉集』にも登場しています。 一般的には、緑色の「大葉ニラ」が知られているのですが、 「…

セリ(芹)

日本の薬草事典 「セリ(芹)」は、セリ科セリ属の湿地性多年草で、 日本全国の山野に自生しています。 水分の多い土壌を好み、沢や河川の水際などに繁殖し、生えている場所により 「ミズゼリ(水芹)」、「タゼリ(田芹)」、「オカゼリ(丘芹)」と呼ばれて…

アシタバ(明日葉)

日本の薬草事典 爽やかな香りとほのかな苦味が特徴の「明日葉」は、 日本原産のセリ科の野草で、八丈島や伊豆七島など温暖な地域に自生しています。 「今日その葉を摘んでも、明日には若葉が出る」ことからその名が付けられ、 非常に生命力の高い植物として…

ナズナ(薺)

日本の薬草事典 「ナズナ」はアブラナ科ナズナ属の植物で、漢字で「薺」と書きます。 ナズナの語源は「撫菜(なでな)」より転訛したと言われ、撫でたいほど可愛い菜の 意味があります。 また果実が三味線の撥(ばち)に似ていることから 「ペンペングサ」、…

カラスビシャク(烏柄杓)

日本の薬草事典 緑色のヘラのような独特な形の花をつけます。 葉の真ん中や茎の途中などに小さな”むかご”(葉の付け根にできる球芽)をつけ、 これによってどんどん増えていきます。 繁殖力が非常に強く、取っても取っても出てくるので、 「百姓泣かせ」とい…

ウコギ(五加木・姫五加)

日本の薬草事典 「ヒメウコギ」はChina原産で、古い時代に渡来した落葉低木です。 春から初夏に芽吹く新芽が美味しく、山菜として食用されます。 元々は薬用として渡来しましたが、棘があることから食用を兼ねた生垣として、 米沢藩九代藩主「上杉鷹山公」が…

ゲンノショウコ(現の証拠)

日本の薬草 日本全国どこででも見かける野草で、 夏から秋にかけて、ウメの花に似た小さな花が次々と咲き続けます。 「ゲンノショウコ」は「ドクダミ」などと共に 古くから日本で用いられてきた薬草です。 一般には花期に地上部を採取し、乾燥させたものを用…

クマザサ

日本の薬草事典 「クマザサ」とは、イネ科の常緑の笹で、日本各地に自生しています。 一般に「熊笹」と思われますが「隈笹」で、 冬に緑の葉の縁が白色に隈取られているくことから命名されています。 山林に多く見られる「クマザサ」は、 鮮やかな緑色の葉で…

ゲットウ(月桃)

日本の薬草事典 日本では、沖縄と九州南部に自生する抗酸化力の強いハーブです。 名前の由来は諸説あり、 台湾の地名で漢名の「月桃」の読みから取ったという説、 蕾が桃のような形をしていることから名付けられたという説などがあります。 ショウガ科の植物…

日本の薬草事典

日本の薬草事典 ア カ サ タ ナ ハ マ ヤ ラ ワ ア行 アシタバ (明日葉) アマチャ (甘茶) アンズ (杏子) ウメ (梅) ウコギ (五加木) ウンシュウミカン(温州蜜柑) エゴマ (荏胡麻) エゾウコギ (蝦夷五加皮) エビスグサ (胡草) オオバコ (…

キンモクセイ(金木犀)

日本の薬草 庭木としてお馴染みの「金木犀」(キンモクセイ)。 甘くフルーティーな香りが漂うと秋が来た!感じる方も多いでしょう。 別名に、「桂花」(ケイカ)や「丹桂」(タンカ)、「金桂」(キンカ)などがあります。 葉の付け根にオレンジ色の小さな…

コブシ(辛夷)

日本の薬草 日本各地の山野に自生するコブシは、公園や庭にも植えられている高木です。 果実がデコボコの塊状で、 握った”こぶし(拳)”と似ているので「コブシ」と呼ばれるそうです。 早春、他のどの木よりも早く白い花が一斉に咲き始めます。 花は基本的に…

ニンニク(大蒜)

日本の薬草 「ニンニク」の原産は中央アジア地域で、 4世紀頃に、朝鮮半島、China大陸を経て、日本に伝来したと考えられます。 『古事記』(712年)には、 「倭建命(ヤマトタケルノミコト)が東国を平定し帰途にあり、 足柄山の坂本で食事をしている時に、…

ゴボウ(牛蒡)

日本の薬草 「ゴボウ」の原種はユーラシア大陸の各地で見られ、 日本に入ってきたのは縄文時代という説や平安時代など諸説あります。 ヨーロッパやChinaでは古くから薬用として用いられてきたそうですが、 食用の作物として栽培してきたのは日本だけで、 台…

キク(菊)

日本の薬草 日本各地には多くの品種の野ギクが自生しており、 鎌倉時代からは天皇家の紋として「菊花紋」が利用され、 50円玉や勲章にも菊の花が描かれ、 日本のパスポートの表紙にも「菊花紋」が使われています。 このように日本人にとって馴染みの深い植…

アンズ(杏子)

日本の薬草 アンズは甘酸っぱくて、すっきりとした初夏の味を楽しめるフルーツです。 アンズはバラ科の樹木で、梅や桃、スモモなどと遺伝的に近縁に当たります。 原産地はネパールから、Chinaの山東、山西、河北地方の山岳地帯と言われています。 古代China…

ワサビ(山葵)

日本の薬草 「ワサビ(山葵)」は日本原産の多年生水生植物です。 山間の涼しい谷川の浅瀬に自生していますが、古来より栽培もされています。 ただ、栽培に際しては水質、水温、土壌などの条件が厳しく、 収穫できるまで日数がかかるので希少価値が高く、非…

タデ(蓼)

日本の薬草(Water pepper) お刺身などの脇に添え置かれている赤紫色の葉っぱでお馴染みの「ベニタデ」の他、 「ヤナギタデ」、「アオタデ」、「ホソバタデ」など様々な種類がある「タデ」は、 日本の山辺などに自生する野草で、独特の辛みがあります。 「…

エゴマ(荏胡麻)

日本の薬草 エゴマは大葉(青紫蘇)などと同じシソ科の一年草で、 東南アジア原産が原産とされています。 エゴマの歴史は古く、日本では縄文時代から食べられてきたと言われており、 日本最古の作物のひとつとして日本の農耕文化に歴史を刻んでいます。 長野…

マルベリー

日本の薬草・ハーブ事典(Mulberry) 日本では「桑の葉」と呼ばれます。 年に6回も収穫できる強い生命力に富み、蚕が食する唯一の食べ物として 日本の戦前の絹産業を支えた他、古くから民間薬として使用されていました。 糖尿病などの生活習慣病に効果的な…

ヨモギ(蓬)

日本の薬草 草餅の材料として知られる「ヨモギ」は、 キク科ヨモギ属の多年草で、繁殖力が極めて強く、全国に広く自生し、 7~8世紀に編纂された『万葉集』にも登場するなど、 古くから日本人が親しんできた植物です。 「ハーブの女王」と称されるほど万能…

ユズ(柚子)

日本の薬草 ミカン科ミカン属の柑橘類の中でもひと際明るい黄色の果実は、 日本人の生活に深く関わっています。 ユズは飛鳥時代から奈良時代にChina大陸から伝来したとされ、 その後日本全国に広まりました。柚子の「柚」の字が入った地名の多さから、 あち…

ベニバナ(紅花、サフラワー)

日本の薬草 キク科紅花属の一年草です。 花の咲き始めは鮮やかな黄色で、だんだんと朱色が強くなり、濃い朱色になります。 原産はアラビア、エジプト付近で世界各地に広がって栽培されました。 日本にはシルクロードを経由して6世紀頃に伝えられたと言われ…

ビワ(枇杷)

日本の薬草 バラ科ビワ属の常緑高木で、原産はChina大陸です。 日本への伝来は古く、 現在は、四国や九州に自生し、関東から西の地方で栽培されています。 枇杷の葉には、タンニン、アミグダリン、クエン酸などの成分が含まれており、 心身の疲労回復や、汗…

ハトムギ(鳩麦)

日本の薬草 イネ科ジュズダマ属の一年で、 野生種の「数珠玉」を栽培用にした変種が「ハトムギ」です。 先の尖った球形の実を、鳩が好んで食べるのが名前の由来とされています。 China大陸やインドシナ半島周辺を原産とし、 日本には2000年程前に渡来し…

ハッカ(薄荷)

日本の薬草 シソ科ハッカ属の多年草で、 葉や茎をちぎったり、揉むとスッとした清涼感を感じさせる香りが立ちます。 生のままや乾燥させてハーブとして使ったり、 「ハッカ油」、「ハッカ水」などの原料になります。 名前の由来は、香料や医薬品として珍重さ…

ナツメ(棗)

ハーブ事典 クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木で、葉を落としてから、 初夏にやっと芽を出すので「ナツメ」と呼ばれるようになったと伝えられます。 7世紀後半から8世紀後半にまとめられた『万葉集』には、 ナツメが登場する歌があることから、 この時代…

ドクダミ(蕺草)

ハーブ事典 「ゲンノショウコ(現の証拠)」、「センブリ(千振、生薬名:当薬)」とともに、 日本全国で「三大民間薬草」として重用されてきました。 ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、 北海道から九州まで全国の草地や道端、日陰の湿地で見ることが出来ま…